カリブ海のおっさんの話。 - ナニワ発〜洗い桶ダイアリー♪ - Yahoo!ブログ
先週の土曜日、とある知人と街で久々に出会ったのものだから、最寄の喫茶店で話をした。
昔の話や今どきの話題などいろいろな話で話が尽きず、約2時間ほど会話を楽しんだ。
その時、キューバの話題も出た。
彼は昔、キューバに長期滞在していたことがある。
ぼくはその時期、彼と接触がなかったものだから興味深々で彼の話を聞いた。
彼曰く
「ほれ、キューバってアメリカの経済制裁なんかで物資に乏しくとても貧乏な国なの」
「カストロの社会主義政策でアメリカから警戒されているからじゃないの?」
レースは、マダガスカルで何ですか
「そう。だけどね、カストロもあれはあれで偉いんよ。物資に乏しくて貧乏な国だけど、全国民に対して医療費と教育費は無料にしているしね。セイフティーネットはキッチリやってんのよ」
「とにかく物資が少なくて・・・カストロでさえ古いオンボロのベンツを公用車にしているらしいのね」
「へぇ・・・そうなん?」
「高級官僚でさえも官庁へ自転車通勤らしいよ」
「とにかく物資に乏しいからみんなモノを大事にするし、自分で繕えるものは繕い、電化製品でも何度も何度も修理して大切に使ってるもの」
「で、手に入らないものは自分で作っちゃうし」
「ほうほう」
上の演説は "意志あるところ道あり"
「例えば夜なんて、自家製の楽器を演奏して、毎日夜な夜なサルサ踊って楽しんでるしね」
「先にも言ったけど、医療費と教育費はタダだから結構みんな安心して暮らしているわけ」
「まあ、中には貧乏であるのとカストロの独裁が気に入らなくてアメリカのフロリダに亡命したりする人間はたくさんいるけどね」
「フロリダに亡命キューバ人の『アンチ・カストロロビー』があるくらいだから」
「確かに最近は食糧自給率や食料危機とか問題になってるからね」
「なるほど」
「でも、俺はカストロは偉いと思うけどね、賛否両論はあるけど」
「常に未来を見てる人だからね」
「そうかもしれないな」
なぜリチャード·コーリーはあきらめますか?
「借金を踏み倒してでも国民の明日のパンをどうするか考えている人・・・かな?」
利己主義を終わらせよ。覇権主義を終焉せしめよ。
冷淡、無責任、そして欺瞞は、もう終わりにしようではありませんか。
我々ははるか以前になすべきであったことを行うには、明日では遅すぎるのであります。
〜 フィデル・カストロ 1992年 地球サミットでの演説より 〜
<もう少し本質的な話を書こうと思ったけど今から晩飯作り・・・気が向いたら続く>
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